ガールズケイリンの通算勝利数ランキングを大公開!初の500勝を達成するのは!?
競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。
今回は、ガールケイリンの通算勝利数ランキングについて紹介します。
競輪の中でも新規競輪ファンを中心に盛り上がりをみせているガールズケイリン。
女子選手が必死に戦う姿は華やかさもあり、老若男女問わず大人気となっています。
ということで、今回はガールズケイリンの通算勝利数ランキングを中心に、ガールズケイリンのコアな情報をお届け!
ぜひ最後までご覧ください。
目次
ガールズケイリンとは?
ガールズケイリンは2012年7月から開始された競輪の中では比較的新しいカテゴリーです。
ただし、競輪の歴史において競輪が誕生した翌年1949年(昭和24年)から1964年(昭和39年)まで「女子競輪」は存在していたのだとか。
当時は人気・売上ともに低迷して廃止となったため、競輪関係者の間では”黒歴史”とも呼ばれていたようです。
ガールズケイリンの現在の人気ぶりを考えると信じられないですね・・・
そんなガールズケイリンは一般的な競輪と比較して以下のような特徴があります。
- 基本は7車立て
- 級班がない
- ラインがない
- スタート方式が違う
- 押圧・押し上げに厳しい
ガールズケイリンは7車(最低出走数は5車)を基本として戦う競輪競技。
男子選手は競走得点(強さ)により級班が明確に分けられていますが、ガールズケイリンには級班がありません。
その為、実力差がはっきりしてしまい、1度も勝利することなく引退する選手も少なくありません。
また、ラインを組むことは原則的に禁止されているので、最終周回などの位置取りが選手にとっても競輪予想においても重要視されます。
スタート方式や押圧・押し上げに厳しい点も含め、トラックレースとしてのケイリンが元になっているのだとか。
ガールズケイリンは、男子の競輪とは別の競技と考えて良いのかも?
ガールズケイリン選手は何人いるの?
ガールズケイリン選手は現在180人の登録が確認できます。(2022年3月)
内19名は122期の新人選手で競輪養成所を卒業し、3月18日付で選手登録されたばかり!
4月30日から開催されるルーキーシリーズから順次デビュー予定です。
引退した選手も含めるとこれまで242人がガールズケイリンの選手として活躍。
いわゆる代謝制度(競走得点が足りない)や結婚・出産を機に引退するケースもあります。
ただし、加瀬加奈子選手のようにママさんレーサーとして復帰・活躍することも。
競走得点不足による引退は最短でデビューから1年半で決まってしまうのは、勝負の世界とは言え少し厳しい印象ですね。
ちなみに・・・
ガールズケイリンの新人選手については以下コラムでまとめているので、気になった方はぜひご覧ください!
>【2022年デビュー予定】競輪の新人候補生をご紹介!プロフィールも交えて徹底網羅!
400勝を達成したのは4人だけ!
ガールズケイリンで400勝を達成したのは2022年3月の時点で4人だけです。
400勝を達成したのは以下選手!
- 石井寛子 484勝
- 奥井迪 443勝
- 山原さくら 428勝
- 児玉碧衣 416勝
石井寛子選手と山原さくら選手は104期生(ガールズ2期生)として、ガールズケイリンを支えてきた選手で、今でも第一線で活躍中!
106期生の奥井迪選手、108期生の児玉碧衣選手も一時代を築いた選手ですから、後世にも名が残る存在と言えるでしょう。
1勝もせずに引退する選手からすると、雲の上の存在と言えそうですね。
ガールズケイリンのトップ選手は1年で50~70勝するので、初の500勝には石井寛子選手は王手を掛けている状態。
2022年中の500勝達成は間違いないのでは無いでしょうか。
競輪選手で1番勝利数が多いのは?
それでは競輪選手で1番勝利数が多いのは誰でしょう?
その選手とは・・・
故・松本勝明さんでその勝利数はなんと1341勝!
1949年~1981年まで活躍し「競輪の神様」とまで呼ばれました。
現役選手で通算勝利数が最も多い神山雄一郎選手が890勝(2022年3月現在)であることから1341勝という数字の重みが分かるのではないでしょうか。
現行のルールでは、この記録を塗り替えるのは難しいはずです。
ガールズケイリン選手の中で20年以上、第一線で勝ち続ける選手が現われれば・・・
かなり難しい話ですが、期待はしてしまいますね!
ガールズケイリンの通算勝利数ランキングトップ10!【2022年3月23日現在】
いよいよ、ガールズケイリンの通算勝利数ランキングのトップ10を紹介します!
皆さんのお気に入り選手は果たして何位にランクインしているでしょうか。
意外なあの選手の名前も?
それではガールズケイリン通算勝利数ランキングをご覧ください!
通算勝利数ランキング第10位「加瀬加奈子選手」
氏名 | 加瀬 加奈子(かせ かなこ) |
---|---|
級班 | L級1班 |
期別 | 102期 |
年齢 | 41歳 |
生年月日 | 1980年05月31日 |
出身地 | 新潟県 |
身長 | 164.0cm |
体重 | 63.0kg |
ホームバンク | 弥彦競輪場 |
通算勝利数284勝の加瀬加奈子選手が第10位。
ガールズ1期生としてデビュー。
出産・産休後も活躍するママさんレーサーの代表とも言える存在です。
ガールズケイリン前にはトライアスロン、トラック競技やロードレースにも出場していました。
近年はやや精彩を欠くも1期生として長く走り続ける姿を見ていたい選手の一人です!
通算勝利数ランキング第9位「梶田舞選手」
氏名 | 梶田 舞(かじた まい) |
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級班 | L級1班 |
期別 | 104期 |
年齢 | 35歳 |
生年月日 | 1987年01月26日 |
出身地 | 栃木県 |
身長 | 157.3cm |
体重 | 57.0kg |
ホームバンク | 宇都宮競輪場 |
2021年は試練の年だった梶田舞選手が313勝で第9位。
トライアスロンやトラック競技で鍛えた脚を活かして、年間賞金女王を2度獲得した梶田舞選手。(2014年、2016年)
しかし、2021年11月のレース中に落車し重傷、また同時に怪我の治療過程でガンが発見されるなど復帰すら危ぶまれました。
ただ、ガンが早期発見だったことや怪我の回復も早く、3ヶ月という常人離れしたスピードで復帰。
現時点では勝利こそありませんが、前向きに努力する梶田選手が周囲に与える影響は大きいようです。
復帰後の初勝利も近い内に取れることでしょう。
通算勝利数ランキング第8位「荒牧聖未選手」
氏名 | 荒牧 聖未(あらまき さとみ) |
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級班 | L級1班 |
期別 | 102期 |
年齢 | 31歳 |
生年月日 | 1990年04月28日 |
出身地 | 栃木県 |
身長 | 167.6cm |
体重 | 64.5kg |
ホームバンク | 宇都宮競輪場 |
319勝で第8位となったのは荒牧聖未選手。
荒牧選手もガールズ1期生として長い間ガールズケイリンを支えてきた選手の一人。
学生時代はアイスホッケーに打ち込んだ荒牧聖未選手は、大学を中退しガールズケイリンの道へ進みました。
父親が元・競輪選手だった影響も少なからずあるのかも。
ビッグタイトルこそ無いものの、勝利・優勝回数共に増やし続ける荒牧選手の活躍にも期待しましょう。
通算勝利数ランキング第7位「尾崎睦選手」
氏名 | 尾崎 睦(おざき むつみ) |
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級班 | L級1班 |
期別 | 108期 |
年齢 | 36歳 |
生年月日 | 1985年04月10日 |
出身地 | 神奈川県 |
身長 | 172.0cm |
体重 | 65.2kg |
ホームバンク | 平塚競輪場 |
ビーチバレー選手として国内外で活躍した尾崎睦選手が322勝で第7位にランクイン。
尾崎睦選手はビーチバレーの競技生活が長かったため、競輪養成所への入所は28歳と少し遅め。
しかし、卒業記念レースで優勝(在校成績1位)、デビュー戦で勝利を収めるなど、ガールズケイリントップ選手への転身を見事にやってのけました。
尾崎睦選手は現時点では大きなタイトルを獲得していませんが、近年は勝利・優勝回数ともに量産しています。
これからも目が離せない選手と言えそうですね。
通算勝利数ランキング第6位「小林莉子選手」
氏名 | 小林 莉子(こばやし りこ) |
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級班 | L級1班 |
期別 | 102期 |
年齢 | 28歳 |
生年月日 | 1993年03月26日 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 163.9cm |
体重 | 59.8kg |
ホームバンク | 立川競輪場 |
通算勝利数347勝で第6位にランクインしたのは小林莉子選手。
学生時代はソフトボールに打ち込んだ小林選手ですが、希望していた実業団のテストで不合格。
丁度、女子競輪を復活させるべく全国からスポーツ経験者を募集していた、ガールズサマーキャンプへの参加がきっかけになったのだとか。
担当教諭から素質を見込まれると同時に、日本自転車競技連盟からいきなりジュニア強化指定選手へと選出されるなど競輪人生は順調だったようです。
その才能はガールズグランプリ第1回大会(2012年)優勝、初代女王となったことが証明しています。
その後、小林莉子選手は大きなタイトルの獲得こそありませんが、まだまだこれからが楽しみなガールズ1期生と言えそうです。
通算勝利数ランキング第5位「高木真備選手」
氏名 | 高木 真備(たかぎ まきび) |
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級班 | L級1班 |
期別 | 106期 |
年齢 | 27歳 |
生年月日 | 1994年08月17日 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 162.0cm |
体重 | 68.0kg |
ホームバンク | 京王閣競輪場 |
昨年2021年に悲願のガールズグランプリ優勝を果たした高木真備選手が378勝で第5位でした。
中学・高校時代はハンドボールに打ち込んだ高木真備選手。
競輪を目指すきっかけは、ガールズケイリンのテレビ番組だったのだとか。
今では愛称の「マキビーム」も浸透し、ガールズケイリンの人気を支える選手の一人になりました。
ここぞという時の勝負強さから繰り出される捲りは、正に愛称のマキビームという表現がぴったりですね!
通算勝利数ランキング第4位「児玉碧衣選手」
氏名 | 児玉 碧衣(こだま あおい) |
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級班 | L級1班 |
期別 | 108期 |
年齢 | 26歳 |
生年月日 | 1995年05月08日 |
出身地 | 福岡県 |
身長 | 168.6cm |
体重 | 66.5kg |
ホームバンク | 久留米競輪場 |
108期生ながら通算勝利数416勝で第4位になった児玉碧衣選手。
ここ数年のガールズケイリンは、児玉選手抜きでは語れないほどの活躍ぶりでした。
3年連続のガールズグランプリ優勝(2018~2020年)をはじめ、毎年タイトルを獲得する姿は正に女王といった貫禄。
最短での300勝達成と獲得賞金1億円突破や34連勝という記録も、ガールズケイリンの歴史に残る偉業です。
また物怖じしない性格もあり、テレビのバラエティ番組などにも積極的に出演し、ガールズケイリンのPRに一役買っています。
タイトルを獲れないだけで「不調」などと呼ばれる絶対女王は、今後もしばらくはガールズケイリンの主役で有り続けるでしょう。
通算勝利数ランキング第3位「山原さくら選手」
氏名 | 山原 さくら(やまはら さくら) |
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級班 | L級1班 |
期別 | 104期 |
年齢 | 29歳 |
生年月日 | 1992年12月11日 |
出身地 | 高知県 |
身長 | 164.4cm |
体重 | 66.0kg |
ホームバンク | 高知競輪場 |
山原さくら選手が428勝で第3位にランクイン。
父・利秀選手の影響もあり高校時代から自転車競技を始めた山原さくら選手。
社会人となってからもアマチュア競技で活躍した後、目標をオリンピックからガールズケイリンへと変更。
ガールズ2期生として、ガールズケイリン創成期から今日までトップグループで走り続けています。
今でも一般戦では優勝候補として目が離せない存在なのは凄いですね!
通算勝利数ランキング第2位「奥井迪選手」
氏名 | 奥井 迪(おくい ふみ) |
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級班 | L級1班 |
期別 | 106期 |
年齢 | 40歳 |
生年月日 | 1981年12月19日 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 167.3cm |
体重 | 69.7kg |
ホームバンク | 立川競輪場 |
学生時代はスキーの国内トッププレイヤーだった奥井迪選手が443勝で第2位です。
奥井迪選手は兄の影響で始めたアルペンスキーを大学まで続け、インターハイや国体で優勝するなど輝かしい戦績を残しました。
大学卒業後は競技者としての道ではなく、中学校の保健体育教師として働いていたと言います。
スキー競技で完全燃焼できなかったと感じていた奥井選手は、その後ガールズケイリンを目指すことになったのだとか。
今のところビッグタイトルとは無縁ですが、優勝戦には必ず名を連ねる勝負強さでいつかタイトルを獲って欲しいですね。
通算勝利数ランキング第1位「石井寛子選手」
氏名 | 石井 寛子(いしい ひろこ) |
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級班 | L級1班 |
期別 | 104期 |
年齢 | 36歳 |
生年月日 | 1986年01月09日 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 160.2cm |
体重 | 59.5kg |
ホームバンク | 京王閣競輪場 |
栄えある第1位は・・・
通算勝利数484勝と他を圧倒した石井寛子選手です!
石井選手は高校・大学・社会人と自転車競技で国内外問わずに活躍した後、ガールズケイリン2期生としてデビュー。
デビュー場所での完全優勝から3場所連続での完全優勝、ガールズケイリンコレクション初出場・初優勝を挟み8場所連続での優勝を飾るなど怪物ぶりをアピールしました。
ガールズグランプリ優勝は2017年のみですが、安定した強さは競輪ファンからも愛される理由と言えそうです。
ガールズケイリン前人未到の500勝に最も近い石井寛子選手。
このままのペースで行けば2022年6、7月には達成するのではないでしょうか。
ガールズケイリンの通算勝利数ランキングのまとめ
ガールズケイリンの通算勝利数ランキングはいかがだったでしょうか。
まとめると以下の通り。
- ガールズケイリンは2012年7月から始まった女子選手による競輪
- 競輪開催初期に女子競輪はあったが人気・売上の低迷で廃止されたことがある
- ガールズケイリンには級班やラインが無いといった特徴がある
- ガールズケイリン登録選手は180人(2022年3月時点)
- 400勝を達成した選手は石井寛子・奥井迪・山原さくら・児玉碧衣の4人
- 競輪の最多勝利数は競輪の神様こと松本勝明さんの1341勝!
- ガールズケイリンの通算勝利数ランキング第1位は石井寛子選手
ここ数年はアイドル的な人気を誇る女子選手の登場で、新しい競輪ファンも取り込んでいるガールズケイリン。
女子競輪が廃止になった時には、約50年後にガールズケイリンがここまでの盛り上がりを見せるなどと誰も想像していなかったのではないでしょうか。
これからどんな選手が出てきて、どのような活躍をするのか?
今後のガールズケイリンからもしばらく目が離せそうにありませんね。
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