競輪のワイドとは?必勝法や投票時の注意点・書き方まで徹底網羅!
競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。
今回は競輪のワイドについて紹介します。
競輪おけるワイドとは”1~3着に入る2名を当てる”券種のことを指します。
着順まで予想しなくても良いため、競輪という競技自体を楽しみやすいことがワイドの魅力の1つです。
ただ、一部の競輪ファンの間では「稼ぎにくい券種」と言われており、人気はあまり高くない券種とも言えます。
では、ワイドは本当に稼げない券種なのか。
競輪予想サイト解体新書の見解は「ワイドでも十分稼げる」です。
今回はこのような見解に至った理由とともに、競輪のワイドについて徹底解説していきます!
ワイドの必勝法となる買い方・生活はできるのか・歴代最高配当など、ワイドについて完全網羅できる内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
ワイドの必勝法となる買い方5選をご紹介!
競輪は競技の特性上、いくら予想の練度が上がったとしても、毎レース的中させるのは困難です。
これはどの券種を使ったとしても例外なく、長年競輪ファンを悩ませています。
では、競輪にワイドを使った必勝法は存在しないのか。
ここからは競輪予想サイト解体新書が導き出した、ワイドを使った必勝法となる買い方を5つご紹介していきます。
- 7車立ては3名ラインのボックス買い
- 先行一車のレースで先頭+1車
- 2車単・2車複と合わせて購入する
- 本命2頭が堅いレースは1点買い
- 転がし(コロガシ)で地道に勝負する
それぞれ、ワイドのメリットを最大限に活かせる方法となっているので、ぜひ予想の参考にしてみてください。
7車立ては3名ラインのボックス買い
競輪は同じラインの選手で決着するスジと呼ばれる結果になることが多いです。
特に7車立てのレースにおいて、3車ラインが1つの場合はチャンス。
ラインの連携力が大事とされる競輪において、3名ラインが1つであればそのラインはかなり有力です。
加えて、この時に3名でボックス買いをしておけば上位3位がラインであった場合、複数当選となる可能性があります。
トリプル当選ともなれば、各買い目の配当が低くても合計の払い戻しはそれなりの額となるはずです。
そのため、ワイドを購入するならば、3名ラインのボックス買いが必勝法になると言えるでしょう。
先行一車のレースで先頭+有力1車
競輪には並び予想にいくつかのパターンが存在。
パターンごとに展開をある程度推測することができます。
その中でも”先行一車”のレースは先頭を走る選手が他ラインの先頭選手を争うことがないため、逃げ切る展開になることが多いです。
そのため、先行一車の並びでワイドを買う場合は先行する選手+他有力一車(競走得点や勝率・連対率が高い)を絡める必勝法になるとでしょう。
2車単・2車複と合わせて購入する
ワイドは複数点購入したとしても、選んだ選手毎に期待値に差があることが多いでしょう。
そんな時に、合わせて購入をおすすめしたいのが2車複。
ワイドよりも的中条件が厳しいですが、その分配当が高く付きやすく「配当が低くなりやすい」と言うワイドの欠点をカバーでが可能です。
そのため、的中率はワイドで補填・回収率は2車複で補填といった形で両刀買いをすることで、バランスの良い必勝法となる買い方だと言えるでしょう。
本命2車が堅いレースは1点買い
ワイドは組み合わせが少ない分、人気が分散しにくく平均配当は低くなりがちです。
ただ、本命が堅いからといって稼げないわけではありません。
低いオッズであっても、掛け金を多くしていれば利益は十分に確保することができます。
そのため、本命が堅いレースは購入点数を少なくする意識が大切です。
本命が2車とも固いレースであれば、両者3着以内には入ってくることが考えられるため、1点買いをすることが必勝法になりえると言えるでしょう。
転がし(コロガシ)で地道に勝負する
ワイドは配当が低くなりやすい券種なので、一攫千金は実現しにくい券種です。
ただ、的中確率が高いので転がし(コロガシ)を覚えることで、地道に稼ぐことは可能。
元金100円の1点買いであっても、3倍のオッズでコロガシに成功し続ければ、以下のように払い戻し金額は変動していきます。
連勝数 | 払戻金額 |
---|---|
1 | 300円 |
2 | 900円 |
3 | 2,700円 |
4 | 8,100円 |
5 | 24,300円 |
5連続のコロガシ成功で100円は24,300円と、243倍にもなります。
このコロガシはワイドの的中確率の高さであれば、実現可能な必勝法と言えるでしょう。
競輪のワイドは生活できる?初心者にもおすすめする4つの理由!
ワイドは7種類のうち、最も初心者のおすすめできる券種と言われています。
中には競輪初心者ながら、ワイドの特徴を活かして生活している人もいるほどです。
では、なぜそのようなことが可能なのか。
ここからはワイドを初心者におすすめできる理由4選をご紹介していきます。
- 券種の中で最も的中確率が高い
- 組み合わせ点数が少なく予想に迷いにくい
- 低リスクで競輪の勉強ができる
- 必ずしも1着を当てなくても良い
それぞれ詳しく見ていきましょう!
券種の中で最も的中確率が高い
ワイドの最大の魅力は的中確率の高さです。
7種類の券種の中で最も的中確率が高く、他の券種と比較すると以下のような差があります。
券種 | 的中確率 (7車立て) |
的中確率 (9車立て) |
---|---|---|
3連単 | 0.48% | 0.20% |
3連複 | 1.43% | 0.60% |
2車単 | 2.38% | 1.39% |
2車複 | 4.76% | 2.78% |
2枠単 | 販売なし | 3.03% |
2枠複 | 販売なし | 5.56% |
ワイド | 14.3% | 8.33% |
7車立てレースにおいて、ワイドと3連単と比較すると、両者の的中確率には約30倍もの差があることがわかります。
ギャンブルは競輪に限らず、初心者のうちは”的中させる感覚を養うこと”が最も重要といっても過言ではありません。
その感覚を競輪で養うのであれば、的中確率が最も高いワイドが最適だと言えるでしょう。
組み合わせ点数が少なく予想に迷いにくい
競輪予想には正解がありません。
そのため、レースによっては予想が難航しすぎることがあります。
狙っていたレースで車券が購入できず、締め切りを迎えてしまうなんてこともあるでしょう。
特に初心者は、難しいレースで勝負すると迷いすぎてしまいがち。
このような事態を避けるためにも、組み合わせ点数が他の券種と比較して少ないワイドはおすすめです。
券種 | 組み合わせ点数 (7車立て) |
組み合わせ点数 (9車立て) |
---|---|---|
3連単 | 210 | 504 |
3連複 | 70 | 168 |
2車単 | 42 | 72 |
2車複 | 21 | 36 |
2枠単 | 販売なし | 33 |
2枠複 | 販売なし | 18 |
ワイド | 21 | 36 |
2車複と組み合わせ点数は同じとなっていますが、ワイドの方が的中となる買い目の数が多いのです。
そのため、初心者であれば2車複よりもワイドを選択すると良いでしょう。
低リスクで競輪の勉強ができる
ワイドは組み合わせ点数が少ないため、100円ずつ車券を全通り購入した場合でも、7車立てなら2,100円・9車立てなら3,600円です。
そのため、1点あたりの購入金額を高く設定しない限り、大きな損を被ることがありません。
競輪の予想精度を高めるためには、勝負数を重ねることが最も近道です。
初心者のうちはワイドを使って、なるべく低リスクで競輪の勉強をすると良いでしょう。
ワイドで勝負するときの注意点!
ここまではワイドについて、初心者におすすめできる理由や必勝法など、ポジティブな側面を多く紹介してきました。
ただ、そんなワイドでもネガティヴな側面が全くないというわけではありません。
そこで、ここからはワイドで勝負するときの注意点を3つご紹介します。
- 的中確率の高さに奢らず慎重に予想する
- オッズが2倍を下回るレースでは勝負しない
- ラインの総合力に差がないレースでは勝負を避ける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
的中確率の高さに奢らず慎重に予想する
何度も述べているように、ワイドは的中確率が全券種の中で最も高いです。
ただ、その印象が強すぎるあまり、慎重に予想せずに不的中となってしまうケースが多く見受けられます。
いくらワイドであっても、合理性の欠けた予想では的中させることはできません。
他の券種を予想するときと同様に、毎レースしっかり時間を使って慎重に予想する意識を持つようにしましょう。
オッズが2倍を下回るレースでは勝負しない
出走選手間に実力差があるレースでは、人気に偏りが出がちです。
そのようなレースにおけるワイドのオッズは、かなり低くなります。
時にはオッズ1.0倍と元返しが確定してる買い目が出現することも。
このようなオッズが低い買い目が多いレースでは”自身の所持金を失うリスク“と”期待できる払い戻し“を天秤にかけた時、所持金を失うリスクの方が圧倒的に大きいと言えるでしょう。
具体的にはオッズが2倍を下回るレースでは勝負避けることが無難と言えるでしょう。
ラインの総合力に差がないレースでは勝負を避ける
ワイドはスジ決着と相性が良い分、有力ラインが定まらないと買い目は広くなってしまいがち。
そのようなレースとは相性が良くないと言えるでしょう。
有力ラインは、各ラインを構成する選手の競走得点を足した総合力を比較することで、判断することができます。
総合力に差があまりなかった場合は、勝負を避ける選択を取るようにしてください。
ワイドの歴代最高配当は104,970円!当時のレースをご紹介!
配当が低いことがデメリットに上げられるワイドですが、過去には100,000円を超える配当がついたことがあります。
当時の出走表と結果は以下の通りです。
当時競走得点と勝率ともに低かった5・7番車の2名が車券に絡んだことが、この超高配当をもたらしました。
「ワイドは当たるけど夢がない」と一部の競輪ファンは嘆きがちですが、実際1,000倍を超える配当が出ていることは事実です。
ワイドであっても高配当を得られる可能性はあると言えるでしょう!
競輪のワイドで投票する方法をご紹介!
ここまで完璧に把握する事ができれば、胸を張って「競輪のワイドを使える」と言えるでしょう。
あとは、投票するだけです。
ということで!
最後に、競輪のワイドで投票する方法をマークシートの書き方・ネットを使った買い方に分けてご紹介します!
マークシートの書き方
まず、マークシートの書き方から説明します。
- 開催される競輪場をマーク
- 式別に″ワイド″とあるのでマーク
- レース番号をマーク
- 1着と2着の欄を使用して自分が購入する2選手をマーク
- 購入金額をマーク
この5つの手順を踏めば完了です。
ちなみに、ワイドの場合は3着の欄は使用しないので、その点だけ注意しておけば後は他の車券の買い方と同様。
競輪始めたての方は特にですが、「予想は当たっていたのに、マークシートの書き方を間違えて外れてしまった」なんてことも・・・
なので、マークシートの書き方は間違えないように注意しましょう。
ネットを使ったワイドの買い方
次に、ネットを使ったワイドの買い方を説明します。
今回は、KEIRIN.JPを参考に説明しました。
KEIRIN.JPでワイドの買い方は以下の5ステップ。
- 勝負したい競輪場の「LIVE&投票」を押す
- 賭けたいレースで「投票はこちら」を押す
- 券種を「ワイド」に変更する
- 賭けたい車番を組1・組2に選んで「セット」を押す
- 買い目ごとに購入金額を設定して「投票」を押す
ワイドは3連単や2車単とは違い、着順を当てる必要がないため「組1」「組2」を入れ替えても問題ありません。
KEIRIN.JPでは事前に登録した銀行口座からの振込になるため、銀行口座の登録・勝負するための軍資金を用意しておきましょう。
ワイドを使って勝負してみた!
最後にワイドを使って、無作為にレースを選んで勝負した様子をご紹介します。
今回したのは2024年01月25日の奈良競輪チャリロト杯第3レース。
今回は上位人気の買い目を1点あたり1,000円で計3点購入し、上記で紹介した「極力小点数勝負」の必勝法を実践しました。
結果は以下の通りです。
見事的中し、収支は+400円のプラスに。
3点とも的中したことからワイドの的中確率の高さを証明する結果ともなったと言えます。
1点あたりの購入金額をより増やすなど、調整すればプラス収支は十分に狙えていたでしょう。
競輪のワイドまとめ
いかがだったでしょうか。
今回は競輪のワイドについてご紹介してきました。
まとめると以下の通りです。
- ワイドとは「1~3着に入る2名を当てる券種」のこと
- ワイドは的中確率が高いので初心者におすすめ
- ワイドは組み合わせ点数が少なく予想が難航しにくい
- 必勝法①7車立ては3名ラインのボックス買い
- 必勝法②先行一車のレースで先頭+1車
- 必勝法③2車単・2車複と合わせて購入する
- 必勝法④本命2頭が堅いレースは1点買い
- 必勝法⑤転がし(コロガシ)で地道に勝負する
- オッズが2倍を下回るレースでは勝負しないが吉
- ワイドの歴代最高配当は104,970円!
競輪のワイドは当たりやすい反面、他の車券に比べて配当が低く、買い方次第ではトリガミになってしまうことも多くあります。
時にはオッズ1.0倍で元返しなんてことも。
そのため、オッズと購入点数を常に来にしながら慎重に予想することが大切と言えます。
券種と聞くと3連単や2車単に目が行きがちになってしまいますが、使い方を間違えなければワイドでも稼ぐことが可能です。
是非繰り返し読んでいただき、ワイドを購入する時の参考にしてください!
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