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競輪の強い新人選手について徹底解説!デビュー期別の注目選手一覧もご紹介!

競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。

今回は競輪の強い新人選手についてご紹介します!

競輪の強い新人選手のTOP

年々競技レベルが上ってきている競輪。

その象徴の1つとして、強い新人選手の登場が挙げられます。

新人としてデビュー後、チャレンジレースで強さを発揮し、中にはかなり早い段階で昇給する選手がいるのも事実です。

今回はそんな競輪の強い新人選手にフォーカスし、強い新人が生まれる理由・発掘の仕方などをご紹介!

「強い新人選手は誰なのか知りたい」「なぜ新人は強いのか知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧下さい。

2023年に123期124期としてデビューした強い新人選手をご紹介!

2024年1月時点で最も若手なのは男子選手は123期、ガールズ選手は124期です。

両期の選手とも活躍が目覚ましく、既にその強さから多くの競輪ファンを獲得している選手も存在します。

そんな123期・124期の中でも特に活躍が目立つ強い新人選手は以下の通りです。

強い新人選手
123期(男子選手) 124期(ガールズ選手)
荒川達郎選手 竹野百香選手
黒瀬浩太郎選手 松井優佳選手
篠田幸希選手 熊谷芽緯選手

それぞれの選手のデビュー年である2023年の競争成績・決まり手割合とともに詳しくご紹介します。

荒川達郎選手(123期)

荒川達郎選手

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 29 4 20 3 1 3 1 1 68.9% 79.3% 82.7%
F2 29 4 20 3 1 3 1 1 68.9% 79.3% 82.7%
逃げ 捲り 差し マーク
31% 38% 25% 6%

※2024年01月16日現在

荒川達郎選手は競輪選手養成所を1位で卒業。

2023年04月30日にデビュー後も安定した走りを見せ続け、高い勝率をキープしています。

荒川達郎選手の強みは”様々な決まり手を狙える変幻自在の走り”です。

決まり手割合を見ると逃げ・捲り・差しの3手にバランス良くが割合が分散しています。

ここまで割合が分散するのは競技歴の長い選手でも珍しいです。

レース展開に合わせて狙う決まり手を変えられるのは、高い技術力があるからでしょう。

同期の中でも活躍が目立っている理由の1つと言えます。

黒瀬浩太郎選手(123期)

黒瀬浩太郎選手

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 32 5 21 2 0 8 1 0 65.6% 71.8% 71.8%
F2 26 5 17 2 0 6 1 0 65.3% 73.0% 73.0%
F1 6 0 4 0 0 2 0 0 66.6% 66.6% 66.6%
逃げ 捲り 差し マーク
71% 29% 0% 0%

※2024年01月16日現在

黒瀬浩太郎選手は競輪選手養成所を2位で卒業。

2023年04月30日にデビュー後、コンスタントに1着を重ね同年11月にはA級2班へ特昇を果たしました。

特昇後のF1クラスのレースでも、競技歴の長い選手に引けを取らない走りを続けています。

そんな黒瀬浩太郎選手の強みは”展開を作り出せる爆発力”です。

逃げ・捲りを得意としており、先頭に抜け出すと後続を突き放します。

黒瀬浩太郎選手の爆発力がデータとして現れているのは、競輪学校時代の固定自転車測定です。

データ対象 6秒間最大 45秒間平均 3分間平均
黒瀬浩太郎 2129W 826w 409W
123期生平均 1638.68w 746.24w 433.48w

6秒間の最大W数は同期の平均の1.3倍もの値を記録しています。

このまま好調が続けば、同期最速でS級になることも考えられるでしょう。

篠田幸希選手(123期)

篠田幸希選手

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 35 5 24 5 1 4 0 1 68.5% 82.8% 85.7%
F2 23 4 16 3 1 2 0 1 69.5% 82.6% 86.9%
F1 12 1 8 2 0 2 0 0 66.6% 83.3% 83.3%
逃げ 捲り 差し マーク
36% 64% 0% 0%

※2024年01月16日現在

篠田幸希選手は競輪選手養成所を3位で卒業。

2023年06月01日にデビュー後、11連勝を達成し同年9月にはA級2班へ特昇を果たしました。

そんな篠田幸希選手の強みは”圧倒的な捲り力”です。

決まり手割合から見ても分かるように、篠田幸希選手は捲りを得意としています。

レース終盤まで後方で体力を温存、最終バック直前に入ると同時に加速。

S級S班の脇本雄太を彷彿させるような走りとも言え、篠田幸希選手の武器となっています。

竹野百香選手(124期)

竹野百香選手  

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 35 5 24 5 1 4 0 1 68.5% 82.8% 85.7%
F2 23 4 16 3 1 2 0 1 69.5% 82.6% 86.9%
逃げ 捲り 差し マーク
57% 43% 0% 0%

※2024年01月16日現在

竹野百香選手は競輪選手養成所を1位で卒業。

2023年04月30日にデビューし、デビュー戦で優勝と期待の新人ぶりを発揮しました。

その後も安定して勝利を重ね、2023年の年間勝率は44.1%。

ラインを組まない個人戦であるガールズケイリンにおいて、新人選手がここまで高い勝率をキープするのは稀です。

そんな竹野百香選手の強みは”突っ張り切る粘り強さ”

最終周回で先頭に抜け出した竹野百香選手は他の選手にさされることがあまりなく、逃げ切る・捲り切る粘り強さを持っています。

G1などの大きい舞台で良い成績を残すのも時間の問題でしょう。

松井優佳選手(124期)

松井優佳選手

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 46 0 13 14 6 13 0 0 28.2% 58.6% 71.7%
F2 43 0 11 14 6 12 0 0 25.5% 58.1% 72.0%
F1 3 0 2 0 0 1 0 0 66.6% 66.6% 66.6%
逃げ 捲り 差し マーク
42% 50% 0% 8%

※2024年01月16日現在

松井優佳選手は競輪選手養成所を2位で卒業。

2023年04月30日にデビューし、竹野百香選手には破れたものの、初場所で3位と好成績で選手生命をスタートさせました。

そんな松井優佳選手の強みは“高いスピードを維持できること”です

データ対象 6秒間最大 30秒間平均 3分間平均
松井優佳 1171W 602w 286W
124期生平均 1013.6w 570.65w 281.04w

養成所時代に測定した固定自転車測定では、どのタイムにおいても平均を上回っています。

個人戦のガールズケイリンにとって持久力は安定した成績を残すために非常に重要です。

その能力を新人のうちに身に着けている松井優佳選手は、今後さらなる飛躍を見せることは言うまでもないでしょう。

熊谷芽緯選手(124期)

熊谷芽緯選手

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 52 1 8 8 13 23 0 0 15.3% 30.7% 55.7%
F2 40 1 7 7 8 18 0 0 17.5% 35.0% 55.0%
F1 12 0 1 1 5 5 0 0 8.3% 16.6% 58.3%
逃げ 捲り 差し マーク
22% 56% 11% 11%

※2024年01月16日現在

熊谷芽緯選手は競輪選手養成所を8位で卒業。

竹野百香選手・松井優佳選手同様に2023年04月30日にデビューしました。

デビュー戦は成績が振るわなかったものの、その後は安定して車券に絡み50点台と高い競走得点をキープ。

2023年の新人獲得賞金ランキングでは竹野百香選手・松井優佳選手に次いで第3位に輝きました。

そんな熊谷芽緯選手の強みは”瞬間的な加速のレベルが高いこと”です。

データ対象 6秒間最大 30秒間平均 3分間平均
熊谷芽緯 1121W 613w 321W
124期生平均 1013.6w 570.65w 281.04w

養成所時代に測定した固定自転車測定の6秒間最大Wでは、平均を大きく上回っています。

これからガールズケイリンを引っ張っていく選手の1人となるのは間違いないでしょう。

2021~2022年にデビューした強い新人選手をご紹介!

競輪の新人選手はデビュー年の活躍に目を引かれがちです。

しかし、最も大きく成長するのはデビューから3年間と言われています。

これは養成所を卒業後、競技歴の長い選手との対峙に慣れて行く中で最も選手としての伸びしろが出やすいからです。

ということで、ここからはデビューから3年以内の2021年~2022年にデビューした選手の中で特に強い新人選手ご紹介します。

  • 犬伏湧也選手(119期)
  • 吉川美穂選手(120期)
  • 太田海也(121期)
  • 又多風緑(122期)

それぞれの選手の2023年の競争成績・決まり手割合など、詳しく見ていきましょう。

犬伏湧也選手(119期)

犬伏湧也選手

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 125 18 82 14 4 24 1 1 65.6% 76.8% 80.0%
F2 20 8 20 0 0 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
F1 66 10 48 10 1 7 0 0 72.7% 87.8% 89.3%
G3 26 0 11 4 1 10 0 0 42.3% 57.6% 61.5%
G2 6 0 2 0 1 2 1 1 33.3% 33.3% 50.0%
G1 7 0 1 0 1 5 0 0 14.2% 14.2% 28.5%
逃げ 捲り 差し マーク
75% 25% 0% 0%

※2024年01月16日現在

119期で最も強いの選手は犬伏湧也選手です。

デビュー3年以内の優秀選手9名が出走できるヤンググランプリに2年連続で出場しています。

2023年は賞金ランキングでは13位にランクイン。

2,000人以上いる競輪選手の中で9名しか出場できない競輪グランプリ出場に、あと1歩で手が届くところでした。

レベルの高いレースが続く中でしっかりと結果を残し続けているので、大きなタイトルを獲得するのも時間の問題でしょう。

吉川美穂選手(120期)

吉川美穂選手

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 82 11 43 18 14 6 1 0 52.4% 74.3% 91.4%
F2 64 8 28 16 13 6 1 0 43.7% 68.7% 89.0%
F1 18 3 15 2 1 0 0 0 83.3% 94.4% 100.0%
逃げ 捲り 差し マーク
0% 17% 58% 25%

120期で最も強いの選手は吉川美穂選手です。

年間の勝率は50%を越え、2回に1回は1着に輝いているという驚異的な数値を記録しています。

2023年の年末には200人以上いるガールズ選手の中で上位7名しか出走できないガールズグランプリへ出場。

結果は6位と悔しい結果に終わりましたが、新人選手ということもあり「出場するだけでも凄い」とファンからは称賛の声が挙がっていました。

吉川美穂選手の1着を逃すレースでは、得意の差しが決まりきらない展開が目立っています。

さらなるレベルアップのためには、他の決まり手を狙う走りの柔軟さが必要になってくるでしょう。

太田海也選手(121期)

太田海也選手

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 26 2 13 4 1 8 0 0 50.0% 65.3% 69.2%
F1 3 1 3 0 0 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
G3 8 0 3 2 1 2 0 0 37.5% 62.5% 75.0%
G2 1 1 1 0 0 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
G1 14 0 6 2 0 6 0 0 42.8% 57.1% 57.1%
逃げ 捲り 差し マーク
100% 0% 0% 0%

121期で最も強いの選手は太田海也選手です。

自転車競技との二刀流をしており、2023年10月に開催されたアジア選手権では金メダルを獲得。

競輪においても年末に開催されたヤンググランプリで優勝し、競輪ファンなら誰もが認める最強の若手選手と言っても過言ではありません。

G1においても良い結果を残し始めているので、S級S班の座に座るのも時間の問題でしょう。

又多風緑(122期)

又多風緑選手

総出走回数 出走数 優勝 1着 2着 3着 着外 棄権 失格 勝率 2連対率 3連対率
2023年 合計 92 2 19 16 18 39 0 0 20.6% 38.0% 57.6%
F2 71 2 12 14 14 31 0 0 16.9% 36.6% 56.3%
F1 21 0 7 2 4 8 0 0 33.3% 42.8% 61.9%
逃げ 捲り 差し マーク
13% 55% 19% 13%

122期で最も強い選手は又多風緑選手です。

デビューした2022年の新人賞金ランキングでは堂々の1位を獲得しました。

2023年も安定した走りで競走得点は53点台と高い値をキープ。

捲りを中心に柔軟な走りを見せていました。

ただ、又多風緑選手は大きな舞台での活躍は未だにありません。

さらなる飛躍のためにも、G1のような舞台で結果を残すことが求められるでしょう。

強い新人選手が生まれる4つの理由を解説!

新人選手の活躍は年々特に目立つようになってきました。

中にはデビュー3年以内にも関わらずグランプリ出場を果たす選手も現れており、現役選手にとっては脅威になっているに違いありません。

では、なぜ年々排出される新人選手のレベルが上っているのでしょうか。

ここからは強い新人選手が生まれる4つの理由について徹底解説します。

  • 自転車競技の普及で基礎レベルが上がっている
  • 養成学校に海外指導者の導入
  • 競輪全体のレベルが年々上っている
  • 時代とともにマインド的な変化が起きている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

自転車競技の普及で基礎レベルが上がっている

自転車競技のレベルの向上

デビュー後早いうちから活躍する選手の特徴の1つとして「自転車競技経験者であること」が挙げられます。

脚力の基礎ができているのは勿論、自転車競技のトラックを走る感覚は競輪のバンクを走る感覚に通じるものがあるからです。

そんな自転車競技は近年、急速に日本で普及し始めました。

それに伴い自転車競技者のレベルが向上し、ドミノ倒し方式で競輪選手になろうと流れてくる人材のレベルも上がっているのです。

競輪選手としてデビュー後も自転車競技を並行している選手がメダルを獲得するようになってきました。

両競技のレベルが上がっている時代の流れを象徴している出来事の1つと言えるでしょう。

養成所に海外指導者の導入

養成所の教育レベルの上昇

競輪選手としてデビューするためには養成所で技術を磨かなくてはなりません。

2016年、そんな日本競輪選手養成所に外国人コーチを招待しハイパフォーマンスディビジョンが設置されました。

ハイパフォーマンスディビジョン(HPD)とは、世界で活躍できる選手を育てることを目的としたトレーニンググループです。
外国人コーチと医科学スタッフは、選抜された日本競輪選手養成所候補生に対して、ナショナルチーム選手と同様の環境(トレーニングメソッド、トレーニング理論及びトレーニング機器)でトレーニングを実施します。

日本競輪選手養成所より引用-

歴代のHPD教場出身者のリストの中には、上記で紹介した太田海也選手や松井優佳選手なども所属していました。

世界の自転車競技”ケイリン”の技術輸入に伴う教育レベルの向上は、日本の”競輪”の新人選手のレベル底上げにしていることは間違いありません。

競輪全体のレベルが年々上っている

競輪全体のレベルの向上

競輪の新人選手の多くは「〇〇選手のようになりたい」と憧れを持って入ってくるものです。

近年、競輪全体のレベルは年々上がってきており、新人選手が憧れとして設定するトップ層の選手のレベルが上っています。

これに伴い、新人選手も自身に求めるハードルが上昇。

日頃の練習にも熱が入り、求められる条件以上の実力を付けて卒業する人が増えています。

また、養成所の選手にとっては「現役トップ層が強くなる」=「より良い見本がいる」とも言えるでしょう。

時代とともにマインド的な変化が起きている

時代とともにマインド的な変化が起きている

競輪に限らずどんなスポーツにおいても、新人選手は競技歴の長い選手をリスペクトするものです。

事実ベースの話ではありませんが、過去には「先輩選手が活躍するように若手選手は動く」といった暗黙の了解があったことは否定できません。

しかし、多様性が尊重されて若者が自己主張しやすくなった現代において、そういった暗黙の了解を飲み込まない若手選手が増えてきていることが考えられます。

このような若手選手の「遠慮しない」のマインド的な変化は、選手本来の実力を最大限発揮することに繋がっているのかもしれません。

強い新人選手を発掘する方法3選をご紹介!

強い新人選手がデビューすると、実力が図られていないうちは現役選手も対策しようがありません。

そのため、たびたび格上相手でも負けてしまう大番狂わせが発生します。

ここからはそんな大番狂わせを起こしかねない強い新人選手を発掘する方法3選をご紹介!

  • 新人選手特集サイトを確認する
  • 競輪学校のニュースを追っておく
  • ルーキーシリーズを見る

多くの車券購入者は予測できない展開を予測できれば美味しい配当を得ることができます。

新人選手が出走するレースでの勝負を検討する際は、是非参考にして下さい。

新人選手特集サイトを確認する

新人特設サイト

競輪界にとって新人選手は、集客力を上げるビックコンテンツ。

毎年特設サイトが設けられ大々的に選手を紹介されています。

サイトでは新人選手の以下情報を見ることが可能です。

  • 養成所卒業順位
  • 決まり手データ
  • 競争訓練成績
  • 記録界成績
  • 筋力測定データ

各選手のデビュー戦を新人選手の情報無しに予想をするのは危険です。

練場順位・決まり手データの2つは最低限でも参考してレースを予想するようにしましょう。

養成所のニュースを追っておく

新人のニュースを追う

競輪選手は基本的に養成所で訓練をし、卒業試験に合格したらデビューするのが一連の流れです。

日々訓練や練習に忙しいため、選手個人から情報が発信されることはあまりありません。

しかし、養成所で良い記録を出した選手がいた場合などは度々ニュースサイトなどで取り上げられます。

特に早期卒業者がいるか・ゴールデンキャップは誰が獲得したのかは強い新人を早い段階で知る絶好の情報です。

チェックしておくようにしましょう。

ルーキーシリーズを見る

ルーキーシリーズ

2020年より新設されたルーキーシリーズ。

その年の養成所卒業者が複数会場に分かれて実際にレースが行われます。

複数会場に分かれているため、同期の中で最も強い選手は誰かといった判断はできませんが、走行スタイルや勝負強さなどを実際のレースを通して各選手の技量を図れる貴重な機会です。

ルーキーシリーズ後はベテランと混ざった通常のレースへの出走となるため、新人選手の実力を一足早く図りたい方は必ずルーキーシリーズを見ておきましょう。

強い新人選手がいても新人キラーがいるレースでは勝負を避けよう!

新人キラーの選手がいるレースは勝負を避ける

強い新人選手を見つけていた場合、勝負する際は大きな期待を寄せるもの。

しかし、どれだけ期待値が高い新人選手であった場合でも、新人キラーとなりうる選手がいる場合は勝負を避けるのが無難です。

新人キラーの選手に共通する特徴は以下の通り。

  • 開催会場をホームバンクとしている
  • 番手を位置取るベテランの選手

開催会場をホームバンクとしている選手は、バンクのクセに対して有効な走り方を熟知しています。

そのため、新人選手とは経験値の差が離れており、新人キラーとなり得ることが多いです。

また、先行するラインの番手がベテラン選手の場合、捲りをブロックする技術は新人選手が養成所時代に戦ってきた選手と比較して高いでしょう。

そのため、新人選手は自分の思うような走りをさせてもらえない展開になることが予想されます。

競輪の強い新人選手まとめ!

今回は、競輪の強い新人選手についてご紹介してきました。

いかがだったでしょうか。

まとめると以下の通りです。

  • 競輪の123期で強い新人選手は荒川達郎選手・黒瀬浩太郎選手・篠田幸希選手
  • 競輪の124期で強い新人選手は竹野百香選手・松井優佳選手・熊谷芽緯選手
  • デビュー3年以内の新人選手の中にはグランプリ出場を果たした選手もいる
  • 競技レベルの向上・マインドの変化が強い新人選手が生まれる要因となっている
  • 強い新人選手を発掘するためには早めの情報収集が必要
  • 強い新人選手を見つけたとしても新人キラーがいるレースは勝負を避けるのが無難

競輪選手は2,000人以上存在し、毎年トップ層にニューフェイスが現れるなど競争が激化しています。

そんな競技全体の変化を生み出した理由の1つとして、強い新人選手の存在があることは間違いありません。

今回ご紹介した選手だけでなく、この先デビューする新人選手が競輪界にどのような風を吹き込むことになるのか。

新人選手の活躍に期待しましょう!

本記事は年度ごとに更新していきます。

ぜひ繰り返し読むことで、最新の競輪の強い新人選手の情報を掴むのに役立てて下さい。

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