競輪界のレジェンド「村上義弘」をご紹介!選手を目指したキッカケや引退理由・結婚についてご紹介!
競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。
今回は村上義弘について紹介します。
皆さんは「競輪界のレジェンドは誰?」と聞かれた時にどんな選手のことを思い浮かべますか?
吉岡稔真、滝澤正光、中野浩一・・・と思い出す選手は様々でしょう。
今日はそんな競輪界のレジェンドと呼ぶに相応しい選手の中でも、現役で走り続ける「村上義弘」という選手にスポットを当てたいと思います!
村上義弘選手と言えばファンに愛される走り、そして2度のKEIRINグランプリ優勝と輝かしい実績が記憶にあるでしょう。
そんな村上義弘選手の戦績や獲得賞金、噂の引退説に迫ります。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
村上義弘はどんな競輪選手?師匠や弟子もご紹介!
村上義弘選手は競輪ファンの父の影響で、中学2年生頃から自転車の乗り込み練習を続ける少年だったようです。
その理由は「家計を助けるため」なんだとか。
少年時代の思いそのままに競輪選手になるなんて頭が下がります。
そんな村上義弘選手のプロフィールをご覧ください!
表記 | 村上 義弘(むらかみ よしひろ) |
---|---|
生年月日 | 1974年7月6日 |
年齢 | 47歳 |
出身地 | 京都府 |
身長 | 170.0cm |
体重 | 75.0kg |
血液型 | O型 |
期別 | 73期 |
ホームバンク | 向日町競輪場 |
自転車競技歴 | 平成3年 国体1kmT.T4位 平成4年 国体1kmT.T優勝 平成4年 都道府県対抗競技会4km団体追抜優勝 平成12年 ふるさとダービー豊橋優勝 平成14年 ふるさとダービー弥彦優勝 平成14年 第18回全日本選抜競輪優勝 平成15年 ふるさとダービー京都向日町優勝 平成15年 第46回オールスター競輪優勝 平成16年 ふるさとダービー福井優勝 平成22年 共同通信社杯春一番優勝 2011年 日本選手権競輪優勝 2012年 KEIRINグランプリ優勝 2013 日本選手権競輪優勝 2014 日本選手権競輪優勝 2016 日本選手権競輪優勝 2016 KEIRINグランプリ優勝 |
村上義弘選手の主な戦績を見るだけで、競輪界のレジェンドと呼ばれる理由が明らかです。
そんな村上義弘選手を育てた師匠は、どんな人だったのでしょうか?
実は・・・
村上選手には競輪界では珍しく師匠が居ません!
ただ、同支部の松本整(2004年引退)を最も尊敬していると語っている点から、師匠・弟子の関係でなくても何らかの教えを受け取っていたと考えられそうです。
松本の引退を聞いた村上義弘選手が人目もはばからず号泣したというエピソードからも2人の関係性が見えてくるでしょう。
村上義弘選手の公式プロフィールには師匠も弟子も居ないことになっていますが、弟・村上博幸選手の師匠ではあったようです。
村上義弘のキャッチフレーズ「魂の走り」の意味とその思いとは?
村上義弘選手には「魂の走り」というキャッチフレーズがありますが、その意味するところはどんなところにあるのでしょうか。
競輪選手はデビュー時から数年、先行として同支部・同地区のベテラン選手を引き、その後は追い込みとして若手の後ろにつけるのが一般的とされています。
そんな中で村上義弘選手は先行を貫き、時に無謀にも思える気持ちの入ったレースで競輪ファンの期待に応え続けました。
2012年のKEIRINグランプリでは、肋骨が折れた状態で最大限のパフォーマンスとなるように自転車のセッティングを調整、戦略も変更し見事優勝。
タイヤ差わずか2cmという劇的な幕切れもあり、村上義弘選手は「魂の走り」というキャッチフレーズで呼ばれることになったそうです。
47歳となった今でも脚質は「両」という姿勢を貫く村上義弘選手。
これからも競輪ファンが認める「魂の走り」でバンクを沸かせて欲しいものですね。
村上義弘がグランプリ優勝で史上初兄弟制覇達成!
実は、村上義弘選手には5歳離れた弟・博幸選手が居ます。
弟・村上博幸選手も非常に実力のある選手で、2010年にグランプリ優勝しました。
実はこのレースでは兄弟で連携、兄が弟の前で走って優勝に導いたというのですから驚きです。
その後、村上義弘選手も2012年にグランプリを優勝したことで、史上初の兄弟でのグランプリ制覇達成となりました!
2人とも現役でS級1班に在籍しているため、今後も兄弟連携が見られるかも。
村上義弘の戦績は?獲得賞金もご紹介!
ここでは村上義弘選手の戦績や獲得賞金についてご紹介していきます。
主な戦績は以下の通り。
- 平成12年 ふるさとダービー豊橋優勝
- 平成14年 ふるさとダービー弥彦優勝
- 平成14年 第18回全日本選抜競輪優勝
- 平成15年 ふるさとダービー京都向日町優勝
- 平成15年 第46回オールスター競輪優勝
- 平成16年 ふるさとダービー福井優勝
- 平成22年 共同通信社杯春一番優勝
- 2011年 日本選手権競輪優勝
- 2012年 KEIRINグランプリ優勝
- 2013 日本選手権競輪優勝
- 2014 日本選手権競輪優勝
- 2016 日本選手権競輪優勝
- 2016 KEIRINグランプリ優勝
競輪界最高峰のKEIRINグランプリ2度の優勝もさることながら、ふるさとダービー・日本選手権競輪と同一タイトルでの優勝が目立つ村上義弘選手。
現在ふるさとダービーは行われていないため、村上義弘選手の4回の優勝は記録として今後も残ることになりそうです。
村上義弘選手が最も尊敬する松本整さんが、同4回で記録保持者として名を連ねているのも胸が熱くなるところ。
数多くの優勝や熱いエピソードで、競輪界を盛り上げる村上義弘選手の獲得賞金は、一体どれくらいになるのでしょうか?
KEIRINグランプリを制覇し賞金王に輝いた年は・・。
- 2012年 158,590,868円
- 2016年 229,204,000円
と一般人には想像できない金額が並んでいます。
また現役生活が長い村上義弘選手は、2018年までの獲得賞金額がなんと・・・
第3位!
その賞金額は以下の通り。
- 17億9,465万8,589円(2018年まで)
現役を続ける限りこの数字が更に伸びるわけですから、言葉もありませんね。
村上義弘と武豊の意外な友好関係とは?
皆さんは、村上義弘選手と武豊騎手との意外な友好関係をご存知でしょうか?
同じ京都府出身で歳も近く、兄弟で公営競技の選手として戦っている武豊騎手。
そんな彼を慕って知り合いの記者を頼り武騎手と知り合った村上義弘選手。
2人は意気投合し、食事や酒を飲みながら本心を語り合える関係になったそうです。
村上義弘選手が武豊騎手に言われて印象に残っている言葉は「お前は村上義弘やぞ!」。
自らを発奮させる言葉としてレース前に思い出すこともあるのだとか。
これからも仲良くあって欲しいですね!
村上義弘は結婚していて3人の子供がいる!
競輪界のトップを走り続ける村上義弘選手ですが、プライベートはどうなのか。
調査した結果・・・
すでに結婚しており、3人のお子さんもいらっしゃるようです!
奥さんは、直美さんという一般の方。
向日町競輪場での走りを見て一目惚れしたのだとか。
写真を見ると直美さんもお美しい方ですし、3人の娘さんも可愛らしいので村上選手もお家に帰ればデレデレなのかも知れませんね。
村上義弘が引退!理由は完全燃焼できたから!
2022年10月11日。
競輪界のレジェンド選手として名高い村上義弘選手が引退しました。
まずは、引退会見の様子をご覧ください。
引退した理由は「心身ともに完全燃焼できたから」と涙ながらに語った村上義弘選手。
これまで競輪にかけてきた思いがたくさん伝わってきます。
もう競輪という舞台で村上義弘選手の姿を見れなくなるのは悲しいですが、きっと今後もどこかで大きな活躍をしてくれることでしょう。
競輪界のレジェンド「村上義弘」のまとめ
今回は、村上義弘選手についてご紹介しました!
まとめると以下の通り。
- 村上義弘選手は競輪界には珍しく師匠が居ない
- 魂の走りというキャッチフレーズ通りの熱いレースが持ち味
- グランプリ兄弟制覇は史上初の快挙!
- 村上義弘選手の総獲得賞金額は17億9,465万8,589円(2018年まで)
- 武豊騎手とは友好関係にある
- 村上義弘選手は結婚しており3人姉妹のパパでもある
- 2022年10月11日引退
村上義弘選手は「魂の走り」と評されるほど、競輪ファンの胸を熱くするレースがとても多い選手の一人です。
また、村上選手の競輪人生そのものがドラマのようで、エピソードには困らない魅力的な選手でした。
これから違う舞台での活躍に期待しましょう!
本当にお疲れ様でした!
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ここ数年、公営ギャンブルの中で人気が高まっている競輪。
特に、選手個人に注目が集まる事が多く、実力だけでなくプライベートや容姿も話題に上がります。
競輪ファンの中には「推し選手」がいる方も少なくありません。
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