競輪の2車単で稼ぐ方法を解説!2車複との違いや組み合わせ・使い所を完全網羅!
競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。
今回は競輪の2車単について皆さんに紹介します。
元来、ギャンブルとは運に任せた勝負事です。
ただ、競輪予想においては様々な情報の収集・精査をすることで、勝率を上げることが可能になります。
券種選びも競輪予想における重要な要素の1つ。
それぞれの券種の特徴を正しく理解して使い分けることが重要です。
今回は、そんな競輪の券種の1つである「2車単」について徹底解説!
的中確率や平均配当・当てるコツやおすすめの予想方法までご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
2車単とは?
まず、2車単とはどのような券種なのか。
ご紹介します。
2車単とは、1着・2着を着順通りに当てる車券。
予想した2選手の着順が逆だった場合はハズレとなります。
そんな2車単の正式名称は「車番2連勝単式」です。
競馬や競艇で使われる券種である「2連単」と同じ意味となります。
2車単の的中確率は1.4%〜2.4%
基本的に、競輪で1レースに出走する人数は7名もしくは9名です。
当然、出走数によって組み合わせ点数が変わるため、券種の的中確率も変わります。
それぞれの的中確率をまとめると以下の通りです。
2車単の的中確率 | |
---|---|
9車立て | 1/72(1.4%) |
7車立て | 1/42(2.4%) |
これは1点あたりの的中確率となるため、2点買えば倍の的中確率となります。
また、出走数が仮に6名の場合は「6×5=30」となり、この場合の的中確率は「1/30=3.3%」です。
同様に、出走数が5名の場合は「5×4=20」となり「1/20=5.0%」となります。
2車単の平均配当は3,000円〜5,000円
競輪ある7つの券種は、それぞれ組み合わせ点数が異なるため人気やオッズも変わります。
組み合わせ点数が多い券種の方が人気が分散するため、配当が高くなるのが基本です。
2車単は、そんな7つある券種の中で2番目に組み合わせ点数が多い車券。
平均配当は3,000円〜5,000円です。
ただ、レースによって難易度が異なるため、平均配当は大きく変動します。
難しいレースでは2車単で10,000円や20,000円といった高配当が付き、簡単なレースでは人気が分散しにくいため、500円や1,000円と低い配当となるのが一般的です。
2車単と2車複の違いは「的中確率」と「表記」
2車単と似ているものに「2車複」という券種がありますが、これは着順まで予想する必要がない券種となり、表記と的中確率が異なります。
例えば、9車立てレースで1・2着を1・2番車と予想した場合は以下の通り。
券種 | 表記 | 的中確率 |
---|---|---|
2車複 | 「1=2」 | 1/36(2.7%) |
2車単 | 「1-2」 | 1/72(1.4%) |
2車複の場合は「1=2」という表記になり、1着に1番車・2着に2番車と、1着に2番車・2着に1番車のどちらでも的中となります。
一方、2車単の場合は「1-2」という表記になり、1着に1番車・2着に2番車のみが的中。
1着に2番車・2着に1番車だった場合は不的中となります。
1つの結果に対して2車単の的中車券は1つ・2車複は2つとなるため、的中確率は倍違うということを覚えておきましょう。
2車単のメリット・デメリット
2車単がどのような券種であるかは掴めたでしょう。
ここでは、そんな2車単におけるメリット・デメリットをご紹介します。
まずはメリットから見ていきましょう。
2車単のメリット:的中確率と配当のバランスが良く使い勝手が良い
2車単は、7つある券種の中で2番目に組み合わせ点数が多いものです。
ただ、最大でも72通りとそこまで当てるのが難しい券種ではありません。
仮に2点購入すれば2車複と同じ36通りになりますし、3点購入すれば24通りになります。
また、平均配当は3,000円〜5,000円と高めなので、数点購入してもトリガミになる心配がほとんどありません。
簡単なレース・難しいレースどちらでも利用しやすいので、他の券種と組み合わせて使うなんてことにも向いています。
2車単のデメリット:惜しくもハズレることが多い
2車単は、着順まで予想する券種。
選出する2名が当たっていたとしても、順番が反対であれば的中とはなりません。
2車幅であれば的中となり少しでも配当を受け取れますが、2車単だった場合の配当はゼロです。
このように、軸の選出や展開を読みきれず惜しくもハズレるなんてことが多いというのが、2車単最大のデメリットと言えます。
2車単で当てるコツをご紹介!
ここからは、2車単を使って当てるコツをご紹介します。
それは以下の2つ。
- 他の車券と合わせて使用する
- 鉄板の決着がつきやすいレースで使用する
それぞれ詳しくご紹介します。
他の車券と合わせて使用する
2車単は、7つある券種の中で的中率と配当のバランスがよく使い勝手が良い車券です。
そのため、他の車券のデメリットを補うこともできます。
例えば、難しいレースで2枠単で的中を狙いつつ2車単で配当を狙う。
簡単なレースでは3連単で配当を狙いつつ2車単で的中を狙う、といった買い方です。
3連単や2枠単などは目的に合わせて単体利用もできますが、3連単はハイリスクハイリターン・2枠単はローリスクローリターンと、メリットとデメリットの差は開きます。
なので、リスクとリターンのバランスが良い2車単を合わせて使い、どのようなレースでも同じようなリターン率を狙うのがおすすめです。
3連単で狙いにくいレースを選ぶ
2車単は単体利用することも可能です。
ただ、的中確率が低めなので難しいレースよりは比較的簡単なレースのほうが向いています。
例えば、以下のようなレース。
車番 | 級班 | 競走得点 |
---|---|---|
1番車 | S級1班 | 110点 |
2番車 | S級1班 | 109点 |
3番車 | S級2班 | 99点 |
4番車 | S級2班 | 99点 |
5番車 | S級2班 | 97点 |
6番車 | S級2班 | 90点 |
7番車 | S級2班 | 90点 |
並びやラインにもよりますが、1・2番車が1・2着を取る可能性が高い1戦です。
3連単で狙いたいところですが、3着に関しては3・4・5番車どれも可能性が高く選びにくい。
配当が高い3連単だとしても買い目点数が多くなればトリガミの可能性が高まります。
そんな時、2車単であれば「1-2」もしくは「2-1」の2点のみの購入で問題ありません。
また、2車複の1点買いよりも2車単の2点買いの方が配当が高くなる傾向にあるので、2車複よりも高い払い戻しに期待できます。
このように、2車単を単体で利用する際は「一見簡単そうでも3連単となると点数が増えてしまいそうなレース」を選びましょう。
2車単で稼ぐためのおすすめの予想方法をご紹介!
2車単を利用する際のコツは理解できたでしょう。
続いて、2車単で当てるためのおすすめの予想方法を具体的にご紹介します。
それは以下の2点。
- 軸選手と同ラインの選手でボックス買い
- 実力ある単騎選手と実力ラインの先行選手を選出
それぞれ詳しくご紹介します。
軸選手と同ラインの選手でボックス買い
上記でご紹介したような3連単で狙いにくいレースでない場合であっても、2車単は単体利用ができます。
例えば、以下のようなレースで並びが「123-4567」だった場合。
車番 | 級班 | 競走得点 |
---|---|---|
1番車 | S級1班 | 110点 |
2番車 | S級1班 | 109点 |
3番車 | S級1班 | 108点 |
4番車 | S級1班 | 100点 |
5番車 | S級1班 | 100点 |
6番車 | S級1班 | 100点 |
7番車 | S級1班 | 100点 |
ラインの人数的には後方ラインの方が有利ですが、実力で考えれば前方のラインが有利と考えられます。
そして、番手が有利という競輪の定石を考えると2番車を1着に予想するのが通常です。
ただ、1・2・3番車の実力は拮抗しているため、どの選手が1着になってもおかしくありません。
そんな時は、ボックス買いが有効です。
ボックス買いであれば「123-123」となり、あらゆる買い目を網羅することが可能。
買い目点数は6点でおさまるため、トリガミになる心配も少なくて済みます。
ボックス買いは難しくオッズが割れやすいレースで使用するのに向いていますが、このように人気どころのオッズが割れやすいレースでは2車単も使用可能です。
実力ある単騎選手と実力ラインの先行選手を選出
競輪では、基本的にラインを組んで走りますが、自力で優勝を狙っている選手の場合は実力があっても単騎で走ることもあります。
そのような場合は、単騎選手と有力ラインの先行選手をピックアップするのがおすすめです。
例えば以下のようなレースで「123-4-567」という並びの場合。
車番 | 級班 | 競走得点 |
---|---|---|
1番車 | S級1班 | 108点 |
2番車 | S級1班 | 107点 |
3番車 | S級1班 | 109点 |
4番車 | S級1班 | 110点 |
5番車 | S級1班 | 100点 |
6番車 | S級1班 | 100点 |
7番車 | S級1班 | 100点 |
前方を走る1番車が率いるラインが有力ライン。
単騎選手は得点が高く、有力ラインをマークしながら最後に捲る展開が考えられます。
ただ、単騎選手が早めに先頭につけた場合、1番車は風の影響を受けにくくなるため最後に差して1着になる可能性が高いです。
なので「1-4」「4-1」のような買い目がベスト。
この際は2点の買い目で良いため、かなりのローリスクですし、的中オッズが2倍以上であればプラスとメリットしかありません。
このように、2車単はレースを選ぶことによってリスクを最低限にして利益を上げることが可能です。
ぜひ参考にしてみてください。
2車単を使う際の注意点2つを解説!
2車単は、単体利用・併用ができるかなり使い勝手が良い車券です。
しかし、万能というわけではありません。
特に、単体利用をする際は以下2点に注意して利用してください。
- 本命と穴を一緒に狙わない
- 10点以上購入しない
それぞれ詳しく解説します。
本命と穴を一緒に狙わない
2車単の平均配当は3,000円〜5,000円とそれなりの払戻に期待できます。
しかし、2車単の単体利用で買い目を広げて儲かるほどの高配当はつきいくい車券です。
同じレースで本命どころと穴を狙うことでリスクヘッジを図ることができますが、どうしても買い目点数は多くなります。
その際、仮に本命どころで決着してしまったらトリガミとなる可能性が高いですし、穴で的中したとしても3連単などの高配当は望めません。
欲を出すと「虻蜂取らず」といった結果になりかねないので、確率しているコツや予想方法を継続するようにしましょう。
買い目点数を多くしない
買い目点数が多いほど的中に期待できますが、投資金額が増えやすいためリスクを背負わなければなりません。
仮に、買い目を広げて投資金額を抑えた場合は、回収が追いつかずトリガミとなる可能性が高いです。
2車単を他の券種と併用する場合も同様のことが言えます。
なので、2車単は単体利用であっても併用であっても、買い目点数は多くしないようにしましょう。
2車単まとめ
今回は、競輪の2車単についてご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
まとめると以下の通りです。
- 2車単は1着・2着を着順通りに当てる車券
- 正式名称は「車番2連勝単式」
- 2車単の組み合わせは最大で72通り
- 2車複とは「的中確率」及び「表記」が異なる
- 2車単は使い勝手が良い
- 2車単は他の車券と併用するのがおすすめ
- 2車単の単体利用で本命と穴を同時に狙うのは危険
2車単は使い勝手が良く、どんな場面でも活躍できる車券です。
ただ、万能というわけではありません。
なので、今回ご紹介したコツや予想方法をぜひ参考にしてください。
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