【2024年10月更新】2024年の競輪獲得賞金ランキングを50位までご紹介！

競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。

今回は競輪の獲得賞金ランキング2024を紹介します。

競輪は競技としての人気が年々上がっています。

レース結果は勿論、選手個人にも注目が集まるようになりました。

特に賞金争いは注目が集まりやすく、毎年トップ層の顔ぶれは入れ替わることを競輪ファンは楽しんでいます。

では、2024年の競輪界は誰が稼いでいるのでしょうか。

そこで、今回は2024年の競輪獲得賞金ランキングを大公開！

トップ10の顔ぶれを始め、50位までの選手一覧・賞金額が高いレースについてご紹介します。

「2024年は誰が稼いでいた知りたい」「推しの選手は2024年賞金ランキング何位なのか知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください！

2024年男子競輪獲得賞金ランキングトップ10を大公開！

早速ですが、2024年の男子競輪の獲得賞金ランキング1位〜10位までをご紹介します！

個別で公開するので、ぜひ最後までご覧ください！

賞金ランキング第1位「古性 優作」

氏名	古性 優作(こしょう ゆうさく)
級班	S級S班
獲得賞金額	243,062,596円
2024年の獲得タイトル	和歌山グランプリ 金亀杯争覇戦 五稜郭杯争奪戦 オールスター競輪 万協瑞峰立山賞争奪戦WT杯 寛仁親王牌・世界選手権記念

第1位は古性優作選手！

その獲得賞金額は・・・

243,062,596円！

古性優作選手は言わずとしれた現競輪界最強の選手です。

昨年は3つのG1タイトルを獲得し、年間最優秀選手にも選ばれました。

今年は既にG3である和歌山グランプリで優勝。

惜しくも3連覇とはなりませんでしたが、全日本選抜競輪は決勝にも駒を進めました。

8月に開催されたオールスター競輪では見事優勝し、優勝賞金5900万円を獲得！

引き続き競輪界最強の選手として君臨しています。

賞金ランキング第2位「脇本 雄太」

氏名	脇本 雄太(わきもと ゆうた)
級班	S級S班
獲得賞金額	135,337,948円
2024年の獲得タイトル	ウィナーズカップ 不死鳥杯 万博協賛開設74周年記念平安賞 朝日新聞社杯競輪祭

第2位は脇本雄太選手！

その獲得賞金額は・・・

135,337,948円！

脇本雄太選手は競輪界の怪物と呼ばれる選手です。

2022年にはKEIRINグランプリで優勝して年間3億円プレイヤーになるなど、その活躍は目覚ましいものがあります。

昨年は夏に大怪我を負い、獲得賞金額が思うように伸びなかった脇本雄太選手。

3月に行われたG2ウィナーズカップ・G3不死鳥杯では優勝を果たし、勢いに乗っています。

怪我なく年間戦い抜けば、昨年の賞金額を上回ること間違いないでしょう。

11月に開催された競輪祭では見事優勝を果たし、優勝賞金4,700万円を獲得したことで一気に賞金ランキング2位まで上り詰めました。

引き続き注目しましょう！

賞金ランキング第3位「平原 康多」

氏名	平原 康多(ひらはら こうた)
級班	S級1班
獲得賞金額	129,780,400円
2024年の獲得タイトル	日本選手権競輪

第3位は平原康多選手！

その獲得賞金額は・・・

129,780,400円！

平原康多選手といえば、昨年までS級S班の座にいた選手。

今年はS級1班に降格してしまいましたが、その実力は健在でした。

G1の中でも最も格式高いと言われている「日本選手権競輪」通称ダービーで見事優勝。

この賞金額により賞金ランキングで1位となっていましたが、古性優作選手のオールスター競輪優勝等により3位へと陥落しました。

賞金ランキング第4位「郡司 浩平」

氏名	郡司 浩平(ぐんじ こうへい)
級班	S級1班
獲得賞金額	116,770,448円
2024年の獲得タイトル	読売新聞社杯全日本選抜競輪2024 桜花賞・海老澤清杯 北条早雲杯争奪戦

第4位は郡司浩平選手！

その獲得賞金額は・・・

116,770,448円！

郡司浩平選手は昨年、下半期成績が伸びず、S級S班からS級1班に降格しました。

一部の競輪ファンからは選手キャリアのピークが過ぎたとも揶揄されていましたが、今年は快調な走りを見せています。

2月に開催された、今年初のG1である全日本選抜競輪では見事に優勝！

最速で来季のS級S班復帰を決め、年末のKEIRINグランプリ出場の切符を手にしました。

今年は既に地元川崎競輪の開設記念であるG3でも優勝しており、今最もノッている選手と言って間違いないでしょう。

いくらまで獲得賞金額を伸ばすのか、郡司浩平の活躍に目が離せません。

賞金ランキング第5位「北井 佑季」

氏名	北井 佑季(きたい ゆうき)
級班	S級1班
獲得賞金額	120,061,500円
2024年の獲得タイトル	平安賞 高松宮記念杯競輪

第5位は北井佑季選手！

その獲得賞金額は・・・

120,061,500円！

北井佑季選手はサッカー選手から競輪選手となった異色の経歴の持ち主です。

年齢は34歳ですが、競輪選手としてのキャリアは4年目と浅め。

昨年はヤンググランプリに出場するなど活躍が目立つ1年でしたが、今年は昨年以上にその頭角を現してきています。

今年は向日町競輪の開催記念である平安賞で優勝。

全日本選抜競輪では初日~3日目を全て1着で終え、完全優勝まであと少しのところまで行きました。

06月16日に開催された高松宮記念杯競輪ではタイトルを獲得し、優勝賞金4700万円を獲得。

デビュー後4年目にして、現在年間賞金ランキングで5位という功績を持つ北井佑季選手に今後も期待できますね。

賞金ランキング第6位「眞杉 匠」

氏名	眞杉 匠(ますぎ たくみ)
級班	S級S班
獲得賞金額	103,210,674円
2024年の獲得タイトル	ゴールド・ウイング賞 サマーナイトフェスティバル 共同通信社杯競輪　万博協賛

第6位は眞杉匠選手！

その獲得賞金額は・・・

103,210,674円！

獲得賞金ランキング10位圏外だった眞杉匠選手ですが、G2サマーナイトフェスティバルでの優勝などにより6位に浮上しました。

この大会で優勝賞金1570万円を獲得し、通算200勝も達成。

KEIRINグランプリの出場選手として選ばれました。

25歳という若手選手ということもあり、今後の飛躍が楽しみです！

賞金ランキング第7位「清水 裕友」

氏名	清水 裕友(しみず ひろと)
級班	S級S班
獲得賞金額	100,228,696円
2024年の獲得タイトル	東日本発祥倉茂記念杯 たちあおい賞争奪戦 全プロ記念競輪in高知 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯

第7位は清水裕友選手！

その獲得賞金額は・・・

100,228,696円！

清水裕友選手は今年からS級S班復帰しました。

今年は既に2つのG3を優勝しており、獲得賞金額を伸ばしています。

昨年の獲得賞金額は98,961,400円と、ギリギリ1億円プレイヤーとなることが出来ませんでした。

今年の時点で既に数多くのタイトルを獲得しており、既に昨年の賞金額を超え、1億円突破に成功！

今年はどこまで獲得賞金を伸ばすことができるのか楽しみですね。

賞金ランキング第8位「新山 響平」

氏名	新山 響平(しんざん きょうへい)
級班	S級S班
獲得賞金額	91,133,274円
2024年の獲得タイトル	–

第8位は新山響平選手！

その獲得賞金額は・・・

91,133,274円！

新山響平選手は30歳にしてS級S班に所属する選手。

オールスター競輪やG1など数々の重賞レースに参加していますが、今年はまだタイトルを取得していません。

突っ張り先行の逃げスタイルが印象的な新山響平選手ですが、戦い方の幅を広げるといった挑戦も続けています。

重賞で結果を残し、賞金額を更に上げることはできるのか。

期待しましょう！

賞金ランキング第9位「岩本 俊介」

氏名	岩本 俊介(いわもと しゅんすけ)
級班	S級1班
獲得賞金額	79,779,274円
2024年の獲得タイトル	花と海といで湯賞 ＦＣ東京＆京王電鉄＆デイリー杯

第9位は岩本俊介選手！

その獲得賞金額は・・・

79,779,274円！

先日開催された日本選手権競輪では1,1,1,2着と好成績を残しました。

そんな岩本俊介選手は毎年賞金ランキング上位常連であるものの、S級S班になったことはありません。

今年の勢いがこのまま続けば、自身初のS班の座を見えてくるので、期待しましょう！

賞金ランキング第10位「犬伏 湧也」

氏名	犬伏 湧也(犬伏 ゆうや)
級班	S級1班
獲得賞金額	77,387,548円
2024年の獲得タイトル	能支・万協　阿波おどり杯争覇戦 万博協賛ゴールドカップレース

第10位は犬伏湧也選手！

その獲得賞金額は・・・

77,387,548円！

深谷知広選手に代わり新たに賞金ランキングTOP10に入った選手です。

今年に入って既に2つのタイトルを獲得。

11月に開催された競輪祭では、優勝は逃すものの賞金ランキング5位の北井佑季選手を捲るなど、快進撃を続けています。

このまま賞金ランキングTOP10に入り続けることはできるのでしょうか。

引き続きチェックするようにしましょう！

競輪賞金ランキング50位までを一挙に公開！(男子選手)

賞金ランキングトップ10の選手はいかがだったでしょうか。

ここからは惜しくもトップ10にランクインしなかった競輪賞金ランキング50位までの選手を一挙に公開。

2024年11月25日現在、各順位の選手名と獲得賞金額は以下の通りです。

いずれ選手も3,700万円以上の賞金額を獲得しています。

競輪選手の年間の平均獲得賞金が1,200万円ほど。

11月の時点で既にその3倍以上を稼いでいるということは、ランクインしている選手はかなりのトップ層であることがわかるでしょう。

2024年月末別男子競輪獲得賞金ランキングTOP10推移

2024年ガールズケイリン獲得賞金ランキングトップ5を大公開！

ガールズケイリンは男子競輪に負けない勢いで年々人気が増してきています。

昨年は新たに3つのG1が新設されるなど、賞金額が高いレースが多くなってきました。

そこでここからは、2024年のガールズケイリンの獲得賞金ランキング1位〜5位までをご紹介します！

早速、１位から順に見ていきましょう。

賞金ランキング第1位「坂口 楓華」

氏名	坂口 楓華(さかぐち ふうか)
級班	L級
獲得賞金額	23,624,000円
2024年の獲得タイトル	ガールズケイリンコレクション

第1位に輝いたのは坂口楓華選手！

その獲得賞金額は・・・

23,624,000円！

坂口楓華選手は昨年、32連勝を達成するなど大きく飛躍した選手です。

今年は既に3度の完全優勝を遂げており、昨年の好調さは継続していることが伺えます。

3月に行われたガールズケイリンコレクションでは見事優勝。

遠ざかっていた強豪メンバーが揃うレースでの優勝は今後の坂口楓華選手のはずみとなるでしょう。

ポテンシャルは十分にある選手であるため、今後もタイトル獲得で大きく獲得賞金額を伸ばしてくれることに期待です。

賞金ランキング第2位「尾崎 睦」

氏名	尾崎 睦 (おざき むつみ)
級班	L級
獲得賞金額	23,540,000円
2024年の獲得タイトル	–

第2位に輝いたのは尾崎睦選手！

その獲得賞金額は・・・

23,540,000円！

尾崎睦選手といえば、ビーチバレーから転身してきた異色の経歴を持つ選手。

今年はオールガールズクラシックで決勝まで駒を進め、3位入賞するなどメキメキとその力を伸ばしています。

今年開催の重賞優勝は未だありませんが、それ以外のF1大会などでは多くの優勝を飾っていることから、このまま獲得賞金を着々と増やしていくでしょう。

賞金ランキング第3位「児玉碧衣」

氏名	児玉碧衣 (こだま あおい)
級班	L級
獲得賞金額	22,393,000円
2024年の獲得タイトル	ガールズケイリン

第3位は児玉 碧衣選手！

その獲得賞金額は・・・

22,393,000円！

児玉碧選手は泣く子も黙るガールズケイリン界の女王です。

今年は地元開催であったG1オールガールズクラシックを制しており、第1位に輝いていましたが今回は3位に陥落。

しかし、ガールズグランプリを3連覇した経験を持つ彼女の走りは未だ健在であると言えるでしょう。

賞金ランキング第4位「尾方 真生」

氏名	尾方 真生(おがた まお)
級班	L級
獲得賞金額	22,160,000円
2024年の獲得タイトル	–

第4位は尾方真生選手！

その獲得賞金額は・・・

22,160,000円！

尾方真生選手はデビュー4年目の選手ですが、デビュー翌年にはガールズグランプリに出場するなどの実力選手です。

7月15日に開催されたガールズケイリンフェスティバル2024で優勝し、優勝賞金340万円を獲得しました。

2024年に入ってからの勝率は、11月時点で72.8%と今まさにノリに乗っている選手です。

若手でまだまだ伸びしろのある選手なので、今後の活躍にも期待しましょう。

賞金ランキング第5位「石井 貴子」

氏名	石井 貴子(いしい たかこ)
級班	L級
獲得賞金額	21,883,600円
2024年の獲得タイトル	ガールズケイリン

第5位に輝いたのは石井貴子選手！

その獲得賞金額は・・・

21,883,600円！

石井寛子選手が賞金ランキングTOP5から陥落し、石井貴子選手が新たに加わりました。

2021年にレース中の落車が原因で大怪我を負い、復帰するも泣かず飛ばずの状態が続いていた選手です。

しかし、2024年6月に開催されたG1「パールカップ」で優勝するなど見事復活を成し遂げました。

ガールズケイリンの第一線で活躍する選手の一人であることは間違いないでしょう。

2024年月末別ガールズ競輪獲得賞金ランキングTOP5推移

競輪賞金ランキング6位〜50位までを一挙に公開！(ガールズ選手）

賞金ランキングトップ10の選手はいかがだったでしょうか。

ここからは惜しくもトップ10にランクインしなかった賞金ランキング6~50位までの選手を一挙に公開。

2024年11月25日現在、各順位の選手名と獲得賞金額は以下の通りです。

いずれの選手も1,000万円以上稼いでいます。

ガールズケイリン選手の年間の平均獲得賞金が600万円ほどと言われているので、11月の時点でその2倍弱を稼いでしまっているということ。

賞金額の差は男子選手ほど大きくないため、ガールズケイリンの獲得賞金ランキングの順位変動は見応えがあると言えるでしょう。

2023年獲得賞金ランキングトップ10をおさらい

2024年の獲得賞金ランキングは男子競輪・ガールズケイリンいずれも激化しています。

では、そんな獲得賞金ランキング、昨年はどのような顔ぶれだったのかまとめました。

それぞれ2023年の獲得賞金ランキング1~10位は以下の通りです。

2024年のG1の賞金と獲得者をご紹介！

獲得賞金ランキングが大きく変動するのはG1の後です。

G1は他のレースと比較して、賞金がかなりの高額となります。

そのため、獲得賞金ランキングにランクインを狙っている選手は取っておきたいレースです。

2023年に開催されたG1以上のタイトル獲得者と賞金額は以下の通り。

レース名	タイトル獲得者	獲得賞金額
読売新聞社杯全日本選抜競輪	郡司浩平	30,800,000円
日本選手権競輪	平原康多	82,000,000円
高松宮記念競輪杯	北井佑季	47,000,000円
オールスター競輪	古性優作	59,000,000円
パールカップ	石井貴子	4,500,000円
オールガールズクラシック	児玉碧衣	12,930,000円
寛仁親王牌・世界選手権記念	古性優作	40,000,000円
競輪祭	脇本雄太	47,000,000円
競輪祭女子王座戦	佐藤水菜	4,500,000円
ガールズグランプリ	–	7,000,000円※昨年額
競輪グランプリ	–	130,000,000円※昨年額

G1タイトル間でもその賞金額には差があり、中には1レース優勝するだけで競輪選手の平均年収を上回るレースも存在します。

また、G1タイトルは獲得すると高額賞金の他にも年末のKEIRINグランプリ・ガールズグランプリへの出場が決定。

グランプリは優勝賞金額が全レースの中で最も高いため、獲得賞金額を更に上乗せできるチャンスが訪れます。

強豪揃いのレースとはなりますが、G1タイトルを取っている選手はここぞというときの勝負強さを持っているのが特徴です。

年末グランプリの予想を検討する際は、その年のG1タイトル獲得者に注目するのが有効でしょう。

2024年競輪の賞金ランキングまとめ

いかがだったでしょうか。

今回は2024年競輪の賞金ランキングについてご紹介してきました。

まとめると以下の通りです。

• 男子競輪の獲得賞金ランキング第1位は古性優作選手
• ガールケイリンの獲得賞金ランキング第1位は坂口楓華選手
• G1を優勝すれば上位に一気に食い込める高額を手に入れられる

2024年も残すこと1ヶ月ほど。

男子競輪は3つのG1、ガールズケイリンは1つのG1を残しています。

獲得者次第では、獲得賞金ランキングは大きく変動するでしょう。

このランキングは月初め・G1終了後に随時更新していきます。

日々のレースと共に賞金ランキングを追えば、競輪の楽しみ方が増えるはずです。

競輪ライフをより有意義なものにするために、ぜひ本記事を役立ててください！