高松競輪場の特徴を徹底解説！バンクのクセやレース傾向などをご紹介します！

競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。

今回は高松競輪の特徴をご紹介します。

高松競輪は、香川県高松市にある競輪場。

毎年玉藻杯争覇戦G3が開催されていることでも知られています。

一時は存廃問題になりましたが、民間委託されるようになってから業績が回復しました。

また、2022年にはミッドナイト開催を開始したことでより注目を集めている競輪場と言えます。

今回はそんな高松競輪の特徴を徹底解説！

バンクの特徴からレース傾向、注目の選手など幅広くご紹介しているので、最後までチェックするようにしてください。

高松競輪場のバンクの特徴

	高松競輪 バンクデータ	全競輪場 平均バンクデータ
バンク周長	400m	–
直線距離	54.8m	53.9m
カント	33°15´50″	31°64´23″
ホーム	12.8m	10.6m
バック	10.8m	9.4m
センター	8.5m	7.7m

高松競輪場のバンクの周長は400mであり、全国で最も採用されている長さです。

そんな高松競輪場の特徴は、カントがキツいこと。

カントがキツいと傾斜を利用して、外側から先頭を目がけ急加速することが出来ます。

そのため捲りを狙う追い込み型選手にとっては有利に働きやすいと言えるでしょう。

高松競輪のレース傾向

競輪場を攻略するためにはバンクの特徴だけでなく、レース傾向を知っておく必要があります。

ここからは2022年1月〜2024年12月までの3年間のレースを集計したデータとそこから判断できる傾向をまとめてご紹介。

高松競輪場で予想する上で、的中精度を上げるために目を通すようにしてください！

高松競輪で最も多い決まり手

※集計期間:2022年01月~2024年12月

高松競輪場は「差し」での決まり手の割合が最も多いです。

また、全国平均と比較して「捲り」での決まり手が多いことが分かります。

これは前述したカントがキツいというバンクの特性あっての結果と言えるでしょう。

以上より高松競輪場では「差し」及び「捲り」での決着が決まりやすい競輪場となっています。

高松競輪の過去のレースの動き

順位(43会場中)	レース数	スジ車券	スジ違い
34位	1,236	45.56%	54.44%

※本データのみ集計期間は2016年09月~2019年08月

高松競輪場はスジ違いになる傾向です。

そのため、ラインを注視し過ぎるのは得策ではないでしょう。

スジ違いになる可能性を考慮し選手単体での能力を重要視するようにしてください。

高松競輪の車番別勝率と連対率の傾向

※集計期間:2022年01月~2024年12月

高松競輪は8番車の勝率・連対率・3連対率が最も低いです。

勝率においては1%を切っていることから、8番車が1着になる可能性は極めて低いことが分かります。

連対率も低い傾向にあるので買い目を絞りたいときは8番車を積極的に削るようにしてください。

高松競輪の天候の特徴

高松競輪場が所在する香川県高松市のクォーター別降水量は、いずれも全国平均より少ないです。

そのため雨による影響はそこまで大きくないと言えるでしょう。

香川県高松市の平均風速は、全国平均以下となっています。

また競輪場の四方が建物に囲まれていることから風の影響を受けにくいです。

高松競輪場で予想する際は、風による影響をそこまで考慮する必要はないでしょう。

高松競輪の注目選手

地元選手を頭に入れておくことは、その競輪場で予想する際に役立ちます。

そのため、勝負する競輪場の所属選手を知っておくことは予想する上で有利に働きやすいと言えるでしょう。

ここからは競輪予想サイト解体新書が選んだ高松競輪場の注目選手を2名ご紹介！

出走レースがあるか確認し、レースがある際は買い目に入れる検討をしてください。

石原颯選手

直近4ヶ月の成績
	名前(年齢)	石原 颯(35)	勝率	47.6%
	級班	S級 1班	3連対率	71.4%
	脚質	逃	1着	10回
	競走得点	106.14	2着	4回
	総出走回数	21回	3着	1回

石原颯選手は1999年生まれの若手選手。

2023年には通算100勝を達成していることもあり、更に注目されています。

重賞レースでこそまだ優勝はありませんが、F1などの大会で優勝を飾っていることからこれからも期待できる選手です。

出走レースがある場合は、是非買い目の軸に入れるようにしましょう！

香川雄介選手

直近4ヶ月の成績
	名前(年齢)	香川 雄介(50)	勝率	5.0%
	級班	S級 1班	3連対率	55.0%
	脚質	追	1着	1回
	競走得点	108.33	2着	2回
	総出走回数	20回	3着	8回

香川雄介選手は香川県仲多度郡出身の競輪選手。

デビュー30年目という長いキャリアの持ち主です。

また、現在の階級であるS級1班は1999年から維持しており、衰えを知らない選手としても名を馳せています。

これからも現役選手として頑張ってほしいですね！

高松競輪の特徴まとめ

今回は高松競輪の特徴についてご紹介してきました。

いかがだったでしょうか！

まとめると以下の通りです。

• カントがキツい400mバンク
• 差しと捲りが決まりやすい
• スジ車券になる確率が低い
• 8番車の勝率・連対率・3連対率が最も低い
• 雨風による影響を受けにくい

高松競輪はカントがキツいことで「捲り」が決まりやすい構造となっています。

また、過去のデータから「差し」での決まり手割合が多いので、買い目を決める際にチェックしておくべきでしょう。

天候による影響を受けにくい競輪場となっているのでレースが荒れることは比較的考えにくいです。

今回ご紹介した内容を踏まえて高松競輪で買い目を決めるようにしてください！